Mimir Naw
明月年-大蝉年
出身
米国ニューヨーク州 猫種
カオマニー 芸術家としての活動
筆だけでなく爪や牙を用いて、キャンバスに絵画を描く独特の手法を持つ画家。その作風は抽象的でありながら、一部では具象的な要素も見受けられ、彼女の作品を観る者には作者の視界から見た世界を垣間見ることができます。彼女のキャリアは、飼い主が彼女が床に描いた色鮮やかな模様を見つけたことから始まりました。飼い主はこれにインスピレーションを感じ、ミミルに大きなキャンバスや絵の具など絵を描く環境を提供し始めました。初めて彼女が真っ白なキャンバスに触れた時、その才能はすぐに明らかとなりました。
主な作品には「朝ごろごろ」や「夜明け前スクラッチ」、「窓辺からの眺め」などがあります。これらの作品は猫の日常生活の一部を捉えており、鑑賞者にミミルの視点から見た世界を体験させます。ミミルの独特な世界観で描かれた彼女の作品は、その新鮮さから大きな評価を得ています。
ミミルの作品は、普段意識しない視点や世界を示しており、それによって視覚芸術界に新たな視点と表現の可能性を提供しています。これからも彼女の活動から目が離せません。
参考図書
猫の国の美術史(上) デッサンの基本(鼠書) 社会と芸術の発展の軌跡
ホームページ
チャオ伯爵コレクションアーカイブ公式サイト『朝ごろごろ』国立美術館 黒猫ケン館長による解説『窓辺からの眺め』
タマ
Tama Ishida
滅鼠年-寒風年
出身
日本国静岡県 猫種
雑種(キジトラ) 芸術家としての活動
タマは元々は野良猫で、美術館の中庭を根城にして生活していました。そこに偶然にも彼を見つけた美術館の館長によって保護されました。そして、彼は美術館の絵画を見て育ち、彼独自のアートスタイルを確立しました。幼い頃の野良として厳しい環境で生きてきた経験を元に描かれた絵は、彼が鋭く観察した世界の風景が感じられます。彼の作品の中で最も有名なものは「月明かりのネズミ狩り」で、月夜に輝くネズミの影を猫の視点から描いたもので、そのリアリティと詩的な表現が注目を集めています。
また、「太陽の下で昼寝」は彼が普段の生活からインスピレーションを得て描いた作品で、飼い猫のまったりとした時間を感じさせます。
タマの作品は視覚芸術の新たな可能性を見せており、その独特な視点と表現技法は彼を画壇のスターにしました。これからも彼の活動に世界中が注目しています。
参考図書
タマの苦悩と光 風景画集(第二版) 近代美術の発展
ホームページ
国立美術館 西館-風景画フロア『太陽の下で昼寝』
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